09/10/24 23:06:03 0
「ググれカス」なる言葉を知っているだろうか。これはネット用語で、
グーグルで調べればすぐわかるようなことを、わざわざ「○○について
教えてください」などと質問している人に対して容赦なく浴びせられる
「グーグルで検索しろ、このカス!」を意味する言葉。
質問サイト「ヤフー知恵袋」に「20歳のクリスマスのあらすじを詳しく詳しくを
教えてください。いつも4話くらいまではちゃんと見るのですが、
その後真剣に見てません。いずれ続きは見たいです。
みんな好きな俳優さんなので、松下さんと柳場さんが一緒に暮らしだすところまで
見てます。二人は恋愛関係になるんでしょうか? また、山口智子と中村トオルは
どうなんていうんですか? ネタバレでお願いします」という質問があった。
このドラマは1994年にフジテレビ系でオンエアされた連続ドラマ
「29歳のクリスマス」のことだと推測できる。このような質問を、
ネットに慣れた人の多い掲示板「2ちゃんねる」で書いたら
「ググれカス」と言われるのがオチである。
確かに「あらすじを詳しく詳しくを教えてください」に関しては、ウィキペディアや
公式サイトを見ろと言いたくなるし、そもそも日本語がおかしい。また、お気づきの人も
多いと思うが、「柳場」は「柳葉」、「中村トオル」は「仲村トオル」と、簡単な間違いが目につく。
これでは「ググれカス」と言われても仕方がない。
一方で、何かあれば「死ね」と書く人が続出し、「自意識過剰ちゃん」
「オレ、クリエイティブ男」の一人しゃべりがあちこちで見られ、何も迷惑をかけていないのに
「許せないざます! 不快ざます!」とカナキリ声をあげるオバサンがいる。
アイドルが髪を切ったことをブログで紹介すると「激かわゆす」と絶賛コメントが殺到し、
特定アニメの悪口を書くとブログが炎上する。立ちションベンや100円玉を拾ったことを
ブログで報告すると「通報しますた」という脅迫があふれる。
そんな状況についてネットニュース編集者で『ウェブはバカと暇人のもの』の著者、
中川淳一郎氏はこう断言している。「インターネットは普及しすぎて、いまやバカの暇潰し道具だ」
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