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まだ戦いは終わらせない-。J2降格のがけっぷちに立たされているJ1大分トリニータの
FW高松大樹(28)が23日、アウェー京都戦(24日)で2007年第19、20節(8月11、15日)以来、
2年2カ月ぶりの2戦連発弾を誓った。逆転勝ちした前節の清水戦で2ゴールを決めた主将は、
痛めていた右足首も「だいぶん良くなった」と復調宣言。今季14戦未勝利のアウェーを乗り越え、
残留への望みをつなぎ留める。
在籍10年目の“ミスター大分”が再び奇跡を起こす。23日の全体練習。
1トップにどっかりと君臨した高松が、2列目から飛び出す東や金崎に好パスを送り続けた。
「チームの雰囲気がすごくいいし、メリハリを持って練習できた。勝てないとJ2に落ちる。
絶対勝って京都から帰ってくる」。エースは既にアウェー西京極のゴールを狙いすましていた。
右足首痛を抱えながら強行出場した前節の清水戦と違い、悲愴(ひそう)感は薄らいだ。
試合後は患部がはれ上がったものの、21日まで3日間休養。痛み止めの飲み薬は
欠かせないとはいえ、「おかげでリフレッシュできた。清水戦の前より状態はいい」と回復しつつある。
この日は右足でもためらわずシュートを連発。「いつでもいける」と自らGOサインを出した。
アウェーでは今季14戦未勝利で、ポポビッチ監督が指揮を執り始めた第19節(7月25日)の
G大阪戦からはアウェーで6戦連続ノーゴール。悲観的なデータが並ぶ。それでもパスミスは減り、
日に日に攻撃の質は高まってきた。「相手を気にせず、レベルアップしていけばいい」。
主砲の胸には一抹の不安もない。
ポポビッチ監督も「われわれは一度も守備的に戦ってはいない。大分の質の高さを証明する」
と強気な姿勢を強調した。勝てなければ降格する窮地は続くが、終戦はまだ迎えさせない。
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