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竹内、次戦で汚名返上だ
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦(21日)でアルイティハド
(サウジアラビア)に2-6で敗れた名古屋グランパスは23日の練習を中止した。だが
DF竹内彬(26)、吉田、巻、橋本が時差調整のため愛知県豊田市のトヨタスポーツセンター
で自主トレを行った。第1戦で退場処分を受けた竹内は大敗の責任を逃れることなく「今後の
プレーで示すしかない」と25日の磐田戦(豊田ス)に向けて気持ちを切り替えた。
示し合わせたわけではないのに、DFコンビが10分違いでクラブハウスに現れた。ショッキ
ングなサウジアラビア遠征から22日に帰国。疲労を考慮して23日の練習は休みになったが、
竹内は吉田と一緒にランニングをして、体をほぐした。
「プレーで示すしかない」。小さく、絞り出すように竹内は声を発した。敵地での第1戦で、
開始わずか7分で退場処分。いったん控室に戻った後、ピッチ脇で、グロッギー状態になった
10人の仲間を目に焼き付けた。「あれを見て、本当に申し訳なくて。チームだけでなく、
応援してくれた人たちにも…」
何度でも謝りたくなる気持ちをこらえたのは、すぐにJ1の試合が迫っているからだ。
インフルエンザに感染した増川は、この日退院したが、復帰は早くても28日のACL準決勝第2戦。
フル出場が続く吉田は疲労が蓄積していることを考えれば、25日の磐田戦で竹内が先発することは濃厚。
「(退場は)軽く受け止められるものではない。挽回(ばんかい)のチャンスがあるのなら」と竹内。
ショックを封じ込めて、汚名返上の準備に集中した。
CHUNICHI Web 2009年10月24日 紙面から
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
竹内 彬 URLリンク(nagoya-grampus.jp)