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Ａ型インフルエンザ感染により離脱していたコンサドーレ札幌のＤＦ石川直樹（２４）が
２２日、次節・仙台戦（２５日、ユアスタ）を前に本格的にチーム練習に合流。
昇格の可能性は途絶えたが、来季を見据えた戦いは続いている。
今季途中にＪ１柏から期限付き移籍した最終ラインの要は、自身の去就に注目が
集まるなか、複雑な思いを口にした。
石川「チームに残ってほしいと言われるのは選手としてこれ以上ない幸せなこと。
（恩師の）石崎監督のもとでやりたいという気持ちもある。でも、柏（現在１６位）が
Ｊ２に降格したら、難しいことかもしれない。正直、気持ちは半々です」
札幌で先発出場した１５試合は通算９勝４分け２敗と好成績。失点も「１５」と守備に
安定感をもたらした。クラブ間の正式な話し合いは先だが、札幌・三上強化部長が
「（石川）ナオキの力は必要」と話すなど、評価は高い。矢萩社長も「買い取り以外の
手段はある」と来季戦力として、期限延長を含めた引き留め策を示唆する。
この日は病み上がりとはいえ約２時間、ミニゲームなどハードなメニューで汗を流した。
仙台戦へ石川は「あと２日間でコンディションを整えたい」と出場を熱望した。
来季への布石として、目の前の戦いに全力を尽くす。
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札幌・石崎監督の前でボールキープするＤＦ石川（左）
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