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女優の後藤久美子(35)が、22年ぶりとなる著書「ゴクミ」(講談社)を11月26日に発売する。
元F1レーサーのジャン・アレジ(44)との事実婚や3人の子供との生活を、貴重な写真とともに公開。
「虚構の世界より、現実の人生を重視したかった」と、女優業より母親業を優先させた胸の内も告白している。
後藤は1995年、交際していたアレジの住むフランスに生活の拠点を移した。
それから14年、正式には結婚していないが、実質的には夫婦。
アレジとの間に96年に長女、99年に長男、07年には次男と3人の子供ももうけている。
当時、人気絶頂だった中での渡仏を残念がる芸能関係者が多かったが、
女性ファンからは自分の生き方を貫く後藤の姿勢を支持する声もあがった。
今回の著書は、そんな後藤の異国での生活の様子を、
ファッション誌「FRaU」などに掲載されたインタビューを中心に描写。
当初、後藤には書籍化する意思はなかったが、
ヘアメーク担当者ら信頼するスタッフの強い勧めでGOサインを出した。
著書の発売は87年の「ゴクミ語録」以来。
95年の渡仏以降、アレジと共演でCMには出演しているが、女優としての仕事からは遠ざかっている。
著書では「あのまま仕事を続けていたら、自分の現実の人生ではない、
別の人の人生を演じることにヤミツキになっていたかもしれない」と当時の心境を告白。
「虚構の世界より、自分の現実の人生を重視して生きたかった。
それがジャンと生きることを選んだ理由だと思う」とその理由を初めて語った。
姿勢は一貫しており、今回の出版に当たっての日本でのプロモーションも行う予定はないという。
ソース:スポニチ Sponichi Annex
URLリンク(www.sponichi.co.jp)