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サッカーＡＣＬ準決勝第１戦は２１日、ホーム・アンド・アウェー方式で行われる。
初出場のＪ１名古屋は、サウジアラビアのアルイティハドと敵地ジッダで対戦（日本時間２２日午前１時５０分開始）する。
チームは１９日に現地入り。浦和、ガ大阪に続く日本勢３連覇を目指して、中東の強豪に挑む。
現行のＡＣＬが始まってからの過去６大会で、中東勢は３回優勝し、決勝に進めなかったのは０８年だけ。
中東勢との対決を避けてアジアの頂点にはたどり着けない。特に潤沢なオイルマネーで強化したクラブは強敵だ。
アルイティハドは、国内リーグを８度制し、ＡＣＬでは０４、０５年に連覇を達成した名門。
現在は元アルゼンチン代表のカルデロン氏が指揮を執り、
技術にたけたサウジ代表のＭＦヌール、得点力のあるモロッコ人ＦＷアブシェルアーヌらがいる。
これまでの９試合（５勝４分け）で２１得点と爆発的な攻撃力は脅威だ。
名古屋はほとんどの選手が中東勢と初対戦。
川崎時代の０７年にセパハン（イラン）に敗れた経験があるマギヌンは「日本や韓国のような速さはないが、
のらりくらりとつかみどころなく球をつないでくる。自分たちのペースを乱さないこと」と警戒する。
楢崎、バヤリッツァら主力をけがで欠き万全ではないが、２８日の第２戦を有利に運ぶためにも最低でも引き分けたい。