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左ひざを負傷したＦＣ東京の日本代表ＭＦ石川直宏（２８）が１９日、埼玉県内の病院で精密検査を
受け、「左ひざ前十字靱帯（じんたい）不全損傷」と診断された。
早期の戦列復帰は困難で、１１月のナビスコ杯決勝は欠場が確定、日本代表の南ア遠征への
参加も絶望となった。きょう２０日の再検査、２８日の内視鏡による精密検査を経て保存療法か
手術か、最終判断するが、手術の場合、Ｗ杯南ア大会出場も厳しくなる。
やはり軽傷ではなかった。精密検査の結果、左ひざ前十字靱帯（じんたい）が損傷していた。
だが、「損傷の程度がグレーゾーン」（クラブ関係者）といい、重傷→長期離脱という最悪の
状況が確定したわけではない。
石川「（靱帯は）断裂はしていない。まだ、どのくらい損傷しているのか分からない状態。
やれるかもしれないし、手術しないといけないかもしれない。最悪の覚悟はしているけど、
最後の望みは持っている」
長時間にわたり、あらゆる角度から左ひざの状態を調べ上げた。
外側靱帯、半月板も痛んでいたが、肝心の前十字靱帯の損傷の詳細までは把握できず、
次のステップへ進むだけの「確証」は得られなかったという。２０日にチームドクターの再検査を
受け、２８日の内視鏡検査で「保存か、手術か」を最終決断する方針だ。
クラブ関係者によると、靱帯の損傷が軽度で保存療法を選択した場合、今季中に復帰できる
可能性も残っており、「Ｗ杯出場も十分、ポッシブル」。ただ、手術が必要と判断された場合、
復帰までに最低でも約６カ月は要する見込みで、「夢の舞台」というＷ杯本大会への出場も
厳しくなる。
石川は「覚悟はしている。最悪、（靱帯の）再建手術が必要でも気落ちすることはない」と、
気丈に語っていた。
ソースはURLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)
検査結果について語る石川
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