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日本のプロ球団はカネで田沢の「ラブコール」を吹き飛ばせるのか (ゲンダイネット)
「思っていたよりも過ごしやすく、いい一年でした。自分の選んだチームは間違ってなかった」
同じ境遇をたどるかもしれない18歳の背中を押すには十分なセリフだったろう。
レッドソックスの田沢純一がこの日(15日)、帰国。成田空港で行われた会見でこう言った。
田沢は昨年、社会人(新日本石油ENEOS)から日本のプロ球団を経ずに直接、大リーグ入り。
メジャー昇格した8月のヤンキース戦で初先発初勝利を挙げるなど1年目にいきなり2勝(3敗)
した。田沢同様、直接、大リーグ入りする可能性があるのが、155キロ左腕として進路が
注目される菊池雄星(花巻東)だ。日米合わせて20球団との面談が16日、スタートする。
その前日、田沢が「2Aにいたときにコーチから『打たれても育成だからいいよ』と。
トレーニング方法も含めて2Aでいろいろ学ぶことができてよかったと思う」とコメント。
「(菊池を)見たことはないですけど、悔いの残らない決断をして欲しい」と、
メジャーはいいよと“ラブコール”を送ったのだ。
菊池は当初、この日から行われる面談に同席しない予定だった。それが日本の
プロ野球側の強い希望で本人同席に変わった。日本のプロ球団のさるスカウトによれば
「佐々木監督は日本のプロ球団入りを勧めていたが、本人の意思がメジャー入りで固い。
日本のプロ側は直接、本人を口説くしかなくなった」そうだ。
●この日帰国してメジャー入りの「選択は間違ってなかった」
菊池の大リーグ入りに関しては言葉の問題、生活環境の違い、米球界の生存競争の
激しさなどがネックといわれるが、似たような不安を抱えて海を渡った田沢が
「思ったより過ごしやすい」と言うのだ。メジャー志向が強いといわれる菊池にしてみれば、
勇気百倍といったところではないか。
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[ 2009年10月19日10時00分 ]
日刊ゲンダイ2009年10月16日掲載
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