09/10/18 20:40:36 dKEsQEgd0
>>588
加藤は 頭で作るタイプなんだよ。
こういう音楽という設計図を作って、作曲して、アルバムも コンセプトとして作る。
本能的に作る人じゃない。
パパヘミングウエイ うたかたのオペラ ベルエキセントリック
海外録音三部作も、超一流のサポートメンバーで全員が海外生活して
音楽を作ってみようというコンセプトだった。
ボウイのベルリン三部作の拡大版 のようなアルバム。
YMOのメンバーを使って、予算がすごかったけど 作品は大成功で、
セールスでもオリコン5位以内にはいる大ヒット。
アルバムとして 彼のキャリアで最大の成功をしていた時期で
プロデューサーとしても最盛期で絶頂期だったと思う。
テレビでは、盛んにフォーク時代の曲をとりあげているけど 音楽キャリアとしては
サディスティックミカバンドとこの時代があるからこそ、ポップス界で 尊敬を集めていると思う。
サディスティックミカバンドがYMOの欧米への進出評価人脈につながっていったのは間違いのない事実だ。
この歴史と実績あって、加藤和彦が大御所とよばれているんであって、フォーク時代のシングル大ヒットだけだったら
並のアーティストだよ。
結局 不況期にはいって、音楽が稼げる商売でなくなって、音楽の最前線で勝負してき
加藤和彦の居場所がなくなってしまったということだと思う。
しかも小室と同じで、生活のレベルを落とすことが最後までできなかった。
そして借金をつくり、自分をたもつことができなくなって、うつ病に突入したんだろう。