09/10/17 18:10:00 0
いよいよ秋磯到来。９月２６日、和歌山・南紀勝浦の磯に釣行した。
沖磯で竿を出した。足元のサラシにまき餌を投入してみると、餌取りが海面に浮いてきた。その下には、２０センチ
前後のグレが乱舞している。
タナ２ヒロの遊動仕掛けで磯際から竿１本程先までを攻めてみた。予想通り、釣れるのは２０センチ前後の木っ葉
グレばかり。
沖の潮目を攻めることにした。辺りを見渡すと、磯際から１５メートル程沖に、右から流れる潮と左から回り込んで
くる払い出しとがぶつかる場所を見つけた。まき餌は足元に集中し、餌取りを沖に出さないように攻めた。すると、
２ヒロから半ヒロほど沈めたところで気持ちよくウキが消しこんだ。合わせを入れると、持ちのよい引きが伝わり
２５センチの口太グレをゲットした。
コンスタントにキーパーサイズは釣れるが、サイズが伸びない。そんな時、３０メートルほど沖に、それまで
なかった潮目が現れ、沖に向かって流れ始めた。ポイントをこの潮目に変更し、同じ条件で流した。
しかし、ウキには何の反応もない。餌は残ったままだ。何度となく打ち返すが、餌が残る。原因は、風の影響。
道糸が引っ張られ、仕掛けがうまくなじんでいないことに気が付いた。オモリ負荷０号のウキからＧ２に交換し、
仕掛けをなじみやすくした。ウキ下に調整オモリを打ち、チモトから２センチほど上に口オモリのＧ５を打った。
この潮目には、餌取りがいないと判断。タナを３ヒロにして、どんどん仕掛けを落としていく作戦に出た。良型
グレの層に達した時、必ずウキが消し込まれると信じて息をこらして集中した。
すると、１ヒロくらい沈めていたところで、海中深くウキが消し込まれた。合わせを入れると、強烈に竿が締め
込まれた。周囲はドン深。根にこすられる心配はない。強烈な引きに耐えながら寄せると、海面に良型が顔を
見せた。慎重にタモ入れをした。３７センチ。４０センチには少し届かなかったが良型だ。
その後も、尾長交じりで良型を満喫。餌取りの中から良型を釣り上げる作戦に満足した一日となった。今後は、
グレだけでなく、青物や良型イサギにも期待が持てる。
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