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試合終了のホイッスルとともに笑みがあふれる選手らを尻目に、
岡田監督はなぜか仏頂面。中継したTBSによる恒例の監督インタビューの
要請を無視して素通りしてしまったのだ。これは、明らかにTBSへの“宣戦布告”だ。
ことのおこりは、今月3日に放送されたTBS系列のサッカー番組
「スーパーサッカー」で行われた質問コーナーでのやりとり。
出演した岡田監督に対し、98年フランスW杯直前に自らがふるい落とした
三浦知良に関する質問などが飛び出した。触られたくない話題を蒸し返された
ことに不快感を示した岡田監督は苦笑いしながら「こんな番組、2度と出ない!!」と発言。
これをTBSは、そのまま放送したことで関係はこじれてしまったようだ。
しかし、今回のインタビュー拒否は、明らかに日本サッカー協会側の
契約違反にあたる。というのも、日本代表戦を放送するテレビ局側は、
このご時世にもかかわらず巨人戦以上の1試合1億円以上の放映権料を払っている。
その代わりにテレビ局側はメンバー発表の当日と試合後に最優先で「岡田監督への
インタビューをする権利」が得られる。これは、契約書にも明文化されている。
そこで、あわてた日本協会幹部が、TBS側に公式謝罪するはめに。
しかしある協会関係者は「なんで、われわれが謝る必要があるんですか?」と開き直る場面も。
TBS側は「ひどいです。しっかり(記事で)書いてもらって、
この事実を明らかにしてほしい」と怒り心頭だ。
「マスコミで飯を食うことも考えた」という岡田監督は、早大卒業の際の
就職活動でTBSの入社試験を受験したものの、落ちたという苦い思い出がある。
今回のインタビュー拒否は、そのときの恨みというワケではないだろうが…。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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