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将棋の若手最強棋士・新人王の座を争う第40期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)
決勝3番勝負の第2局が13日、東京・将棋会館でおこなわれ、広瀬章人(あきひと)五段(22)が
中村太地四段(21)に勝ち対戦成績2勝0敗で優勝し、初の新人王となりました。
広瀬五段は今期新人王戦で初の決勝進出をし、プロ入り4年で初タイトルを獲得しました。
広瀬新人王の話 歴代の新人王はタイトル保持者になっているので、私もぜひと思っていました。
取れて安心しました。
略歴 東京都江東区出身。勝浦修九段門下、2005年四段、07年五段。
将棋新人王戦決勝 第2局 広瀬、鋭く寄せ連勝
広瀬章人五段が中村太地四段に先勝して迎えた第40期将棋新人王戦決勝3番勝負第2局は
13日、東京・将棋会館で行われ、午後5時11分、83手で後手の中村四段が投了し、広瀬五段が
勝利しました。
午前10時、立会人の北浜健介七段、奥原紀晴赤旗編集局長らが見守るなか、先後入れ替わって
広瀬五段の先手で対局開始。午後には両対局者の通う早稲田大学の将棋部メンバーが控室に
応援にかけつけ、熱い検討を繰り広げました。
第1局は相穴熊の長期戦でしたが、第2局は先手広瀬五段が3手目▲2六歩と突いたあと飛車を
7筋に振る「ひねり飛車戦法」をとり急戦模様の将棋となりました。最近のプロ将棋では珍しい戦法です。
たいする後手中村四段は銀冠の堅陣に玉を収めて広瀬五段の攻めを迎え撃つ構え。
43手目▲7四歩から広瀬五段が攻撃に出て、10手後に▲6五桂と軽快にさばいて、控室でも
「後手の受けが難しい」との声が出ました。広瀬五段は35分の考慮で▲5三桂成としてからは
鋭い寄せを見せ、一方的な攻めで圧倒しました。
広瀬五段の話 こちらだけ桂馬がさばけて優勢になりました。69手目の▲4二角はなかなか
見えづらい手で、これが打てて手応えを感じました。
中村四段の話 52手目△8六歩で他の手を指したかったのですが、いい手が見つかりませんでした。
ソース
URLリンク(www.jcp.or.jp)
(続く)