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広島東洋カープは13日、広島ＯＢの野村謙二郎氏(43)に来季の監督就任を正式に要請し、野村氏は快諾した。
契約は１年で、14日にも就任会見をする。球団は同日、ＯＢで野球解説者の大野豊氏(54)にも投手コーチ就任を要請した。大野氏は受諾する見通し。
広島市中区のホテルであった会談には松田元オーナー、鈴木清明球団本部長が出席。ドラフト戦略、外国人選手の補強など今後のチームづくりの展望について約２時間半、意見を出し合った。
その席で、球団と野村氏は大野氏に入閣を要請する方向で一致した。
会談後、野村氏は「コーチの組閣などを話し合った。明日（14日）、いい報告ができると思う」と話した。
松田オーナーは「１年契約だが、少なくとも５年はやってほしい。（野村氏は）球団にとって切り札と考えている」と大きな期待を寄せた。
野村氏は16日の秋季練習から指揮を執る予定。大野氏以外のコーチは今季のメンバーが中心となり、１、２軍の振り分けは10月下旬の秋季キャンプ後に決める。
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