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3連敗での地区シリーズ敗退から一夜明け、レッドソックスの
セオ・エプスタインGM(35)がフェンウェイ・パークで総括会見を開いた。
同GMは席上、松坂大輔投手(29)に対して
「(来季ローテ入りの)必要条件」となる3つの“課題”をあげた。
会見に臨んだエプスタインGMは来季の巻き返しに向け、
今季12試合の登板で4勝6敗に終わった松坂のオフの過ごし方に言及した。
「実りのあるオフを過ごし、しっかりと鍛えて来春のキャンプに参加してもらいたい」
今季の松坂は3月のワールド・ベースボール・クラシックに備え、
例年より早いピッチでオフに体を作ったが“突貫工事”の影響もあって開幕後に2度、
右肩の異変を訴えた。夏場の2度目の故障者リスト入りでは、約3カ月間の離脱を余儀なくされた。
離脱中のハードな練習で9月中旬の復帰後は好成績を残したが、
エプスタインGMは「ミニキャンプは夏にやるものではない」とバッサリ。松坂にオフの宿題を与えた。
〔1〕体幹を強くする
〔2〕投球回200回以上を実現できる肩作り
〔3〕太るな
ミニキャンプで体と肩を強化し、5-6キロの減量に成功した松坂。体重がベストの約90キロになったことで
パフォーマンスが向上した。そんな復調の経緯があるだけに、
先発ローテとして期待するエプスタインGMが3項目をあげた。
「これは(来季ローテ入りするための)必要条件だ。キャンプ初日を楽しみにしている」。
この日は姿をみせなかった松坂。来季は6年契約の4年目を迎える。自身の契約に約1億300万ドル
(当時のレートで約121億円)を費やしたレッドソックスの期待をこれ以上、裏切ることはできない。
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