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日本代表は、14日のキリンチャレンジ杯・トーゴ戦に向けて仙台市内に移動。
練習では主力組の右サイドバックにDF徳永悠平(26)=FC東京=が入り、ロングボール
などへの対策を徹底した。徳永は対アフリカ勢の秘密兵器となりそうだ。
肌寒い杜の都に、アフリカ撃破への秘密兵器が君臨した。
攻撃陣、守備陣を分けて行われた練習で、岡田監督は守備側をつきっきりで指導。
内田に代わり、主力組の右サイドバック(SB)に入ったのが徳永だった。
「1対1を作らせないために、裏へのロングボールに闘莉王、中沢が競るときも必ず
SBが対処する。トーゴも結構、蹴ってくるので、同じようなミスは犯さないようにしたい」
と指揮官は意図を説明した。
9月のオランダ遠征ではガーナに勝利も3失点。身体能力の高さを生かし、ロングボールを
放り込んでくるアフリカ特有の攻撃に、DF中沢が1対1の場面を何度も作られるなど
弱点をさらけ出した。
岡田監督は練習前に緊急ミーティングを行い、練習では珍しく自らロングボールを蹴るなど
してガーナ戦の問題シーンを再現。SBが中央に寄って中沢らをフォローする形を何度も
繰り返した。W杯の1次リーグは、同じ大陸同士が対戦しない。アフリカ勢が同組に
入る可能性は高く、課題克服は不可欠。そこで期待を受けるのが徳永だ。
センターバックもこなす高い身体能力に、指揮官も「フィジカルが強い」と認めた。
内田ら小兵の多い日本のSB陣の中で、アフリカ勢にも当たり負けしない貴重な存在だ。
8日の香港戦ではA代表デビューでアシストを記録。3連戦の最終戦で、いよいよ初先発の
可能性が高くなった。
「守備がしっかりしてないと強いチームには勝てない。先発? そういう気持ちはあります」。
徳永は朴訥(ぼくとつ)と、しかし力強く言い切った。森本ら攻撃の新戦力が注目を集める中、
W杯4強のカギを握るのは、実はこの男かもしれない。
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トーゴ戦で先発の可能性が出てきた徳永(手前)。対アフリカ勢の秘密兵器だ。後ろは阿部
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