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(2)プロ野球の一流選手が次々とアメリカ・大リーグ入りし、
日本球界からの「人材流出」がはなはだしい。
日本のプロ野球にとって本当に脅威であるのは、(2)の要因だということになる。
確かに、大リーグは恐ろしい。しかし、ここで強調しておきたいのは、
野球は個人競技ではなくあくまで団体競技であり、プロ野球における最重要事項は
あくまでチームの勝敗、ペナントレースの帰趨だということである。
つまり、原点に立ち返り、団体競技としての野球の試合の面白さや、ペナントレースの
醍醐味を発信することができれば、日本のプロ野球は活路を見出すことができる。
野球が個人プレーではなく、チームプレーで営まれるスポーツである限り、
個々の日本人大リーガーの動向より、日本のプロ野球チームの動向のほうが、
ファンの関心をひきつけることができるはずである。大リーグへの
「人材流出」は続いても、日本のプロ野球の試合そのものが盛り上がり、
ペナントレースが白熱する限り、「大リーグなんてこわくない」のである。
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