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広島市南区のマツダスタジアム(新広島市民球場)を新たな本拠地とした
広島東洋カープの公式戦が10日、終わった。入場者数の球団記録を大幅に更新するなど、
数々の記録が生まれた「新球場元年」を、数字で振り返った。
マツダスタジアムの主催67試合には、1試合平均約2万7千人が来場。
旧市民球場(中区)最終年の昨季を約7千人も上回った。最少観客試合は1万3436人。
意外にも開場4戦目、4月14日の横浜戦だった。
大入りは40試合で、昨季から倍増。グッズ売り上げも、昨年同時期に比べて
11億円増の18億円にのぼる。昨年は、最終的に球団史上初めて売り上げ
10億円を突破したが、それをはるかに上回る驚異的なペースだ。
客席で出るごみは2・5倍に膨れ上がり、カープ球団は分別専用ごみ箱150個を
新たに設置するなど対応に追われた。旧市民球場では1試合最大6人だった
車いす利用者は平均約30人が観戦し、案内役の特別班がコンコースで活躍した。
缶ビール持参ができなくなり、1試合あたりの生ビール消費量は3・5倍。
急増した忘れ物は「圧倒的に水筒が多い」(管理事務室)とあって、
ペットボトル持ち込み禁止の影響がのぞく。
テレビ視聴率は、開幕第3戦目の4月12日の中日戦で9年ぶりの30%台
ビデオリサーチ社調べ)を記録し、20%台も相次いだ。今季の広島地区に、
プロ野球離れは無縁だった。
大勢のファンが声援を送ったが、カープは29勝37敗1引き分けの「借金8」。
本拠地では2000年の「9」以来の大幅負け越しにより、スタンドの悲鳴とため息も増えた。
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
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