09/10/12 01:17:16 0
とてもクライマックスシリーズ(CS)を控えたチームとは思えない。
この大事な時期に監督がフロントを批判し、フロントは監督に今季限りでの
退任を通告した。
創設5年目のシーズンを2位で終え、祝賀ムードに包まれていた楽天が、
野村監督の去就問題で空中分解の危機に直面した。
1年契約が満了する野村監督の退任は、球団としては既定路線だった。
選手起用の権限が監督にあるよう、監督の選任は球団に決定権がある。
任期満了での退任に契約不履行はない。
しかし、チームをCSに導いた指揮官は留任を望んだ。シーズン2位の監督が、
本人の意に反して退任を強いられるのは、球界の常識では極めて異例だ。
前広島監督のブラウン氏を有力候補に後任選びを進めるフロントへ
不信感を募らせ、9日には不満を爆発させた。
うるさ型で74歳と高齢の野村監督を代えたい球団は、CSや
日本シリーズで指揮官が勝者となり、留任させざるを得なくなる前に手を打ち、
シーズン最終戦という区切りの11日に退任を伝えた。
これが老将のさらなる怒りを買った。辞める監督が、求心力を保てるはずがない。
首脳陣への不満や故障を抱えた選手が、これから本気でプレーするかは大いに疑問だ。
CSへの悪影響は避けられないだろう。
本当にチームを思うなら、野村監督は自身の進退問題で球団批判を避ける
道もあった。CS前という最悪のタイミングで退任を通告した球団も、
不誠実のそしりを免れない。我慢しきれなかった指揮官と未熟なフロントが、
大一番前では前代未聞の内紛を引き起こした。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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