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本田1ゴール、大人のプレー
(サッカー日本代表 日本2-0スコットランド) 試合全体をみれば、いわば急造チームならではの
不安定さは否めなかった。ただ選手個々をみれば、それなりのアピールができたのではないか。
岡田監督が「今まであまりチャンスのなかった選手が持ち味を出してくれた。これからのメンバー
選考に頭を悩ませることになる」と語ったのも、ある意味で本音だろう。
中でも本田は欧州遠征と見違えるような大人のプレーを見せた。序盤、単調さが目につくとみるや
岡田監督が石川と入れ替わってトップ下に入るよう指示すると、ゲームメークに奔走。
「場合によっては1回下がって試合を作るということを試合前に話していたから」と
本人はそっけないが、オランダでしゃかりきにゴールを狙っていた姿とは明らかに違った。
結果も出した。本田が左へ展開したボールが先制のオウンゴールにつながったし、
終了間際にはこぼれ球につめて自ら点も取った。オランダでプレーしていることを知らない
スコットランドの選手が「いい選手」と真っ先に挙げたのも、本田だった。
試合後、「リスクを負うプレーが少なすぎた。不完全燃焼」とあえて不満を口にするところが本田らしいが、
欧州遠征から1カ月で個性とチームプレーのバランスをしっかり取ってみせたのは大きな成長だ。もろ刃の剣から計算できる選手へ
。トーゴ戦では、中村俊、遠藤らとの共存が見てみたい。(森本利優)
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