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「今季は本当に開催できるのか？」
マスターズリーグの選手の間でこんな心配の声が上がっている。
マスターズリーグは０１年に発足。現役を引退したプロ野球ＯＢの
リーグ戦（例年は１１月開幕）で、往年の名選手が全国各地で試合をして
古くからのファンを楽しませてきた。
毎年、８月にはシーズンの日程が発表されるのに、まったく音沙汰がないという。
試合を行うには選手集めだけではなく、球場を押さえたり、宿舎の手配なども必要だ。
遅れれば遅れるほど球場の確保なども難しくなる。
事務局に聞くとこんな答えが返ってきた。
「準備中で具体的なことは決まってません。スポンサーがまだ決まってませんし、
チケット販売だけではなかなか（経営が）難しい。１０月中旬までをメドにしたいと思っています」
マスターズリーグはここ数年は試合数が減り、昨季は全日程が消化されないまま
シーズンが終了。参加５チームの消化試合数が異なり、優勝チームが決まらない事態を招いた。
独立リーグに続いてまた不景気が野球界の経営を直撃しそうだ。
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