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男子プロバスケットリーグ「ｂｊリーグ」の仙台８９ＥＲＳは３日、本拠地・仙台市体育館（太白区）
で開幕戦を迎え、高松ファイブアローズに１０３―５６で圧勝。チームカラーの黄色に染まった会場で、
３５４５人の観客を前に初戦を白星で飾った。
仙台は第１クオーターからデメトリアス・グワンズ選手が３ポイントシュートを３本決めるなどして
２９―１２とリード。続く第２クオーターでも外国人４選手を中心に相手守備を揺さぶり着実に加点。
終わってみればｂｊリーグ史上２番目の４７点の大差となった。
試合後、浜口炎ヘッドコーチは「勝利はうれしいが、まだミスも目立ち満足していない。修正が必要だ」
と厳しい表情で振り返った。
今季のチームのスローガンは「ＴＥＡＭ ＵＮＩＴＹ～一致団結～」。メンバー１１人の内５人が新顔で、
４人いる外国人の３人が９月に来日したばかり。プレシーズンゲームでは調整不足から２戦２敗を
喫していたが、高橋憲一主将は「課題をいくつか修正できた内容だった。目標は優勝しかありません」
と話した。
チームキャラクター「ティナ」をプリントした自作のＴシャツを着て家族４人で観戦した仙台市宮城野区、
会社員斎俊也さん（４３）は「今年は節目の５年目。まずはプレーオフ進出に向けてがんばって欲しい」。
次男の洸也くん（８）は「野球よりバスケの方が試合に動きがあって楽しい」と笑顔で話した。
ｂｊリーグは５季目を迎える日本初のプロバスケットボールリーグ。今年は京都ハンナリーズが新たに加わり
全１３チームとなった。東西２地区に分かれ各チームが５月９日までの約８カ月間、５２試合を戦う。
各地区の上位４チームがプレーオフに進出する。
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