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【V3巨人を待つ 嵐のオフ】
大荒れ必至“巨人球団事務所に血の雨が降る” 不満が鬱積する選手のカネの奪い合い
●外国人の再契約だけで10億円超
「今年は言いたいことが言えるでしょ」
巨人の某中堅選手がこう言う。セ・リーグでは36年ぶりとなる3連覇。「V9に一歩近づいた。
選手一人一人が本当に強くなった」との原監督の“後押し”もあってか、すっかり強気になって
いる巨人ナイン。オフの契約更改に向け、「納得するまでサインをしない。今年、ドカンと上げて
もらわないで、いつ上げてもらうんですか」と腕まくりしているのだ。
「というのもです。選手の間、特に中堅・若手の中にはここ数年、年俸を抑えられてきた不満が
鬱積(うつせき)している。5年ぶりに優勝した一昨年はクライマックスシリーズでの敗退、
昨年は日本シリーズに敗れたことを交渉の席で持ち出され、大幅アップにありつけたのは
ほんの一握り。その一部のアップ選手にしても、これまでに比べたらアップ率が10%から
20%低いと不満の声が出た。4年連続のV逸を喫した06年オフの契約更改では、成績不振、
営業不振を理由にフロントから『痛みを分かち合おう』と全選手が個人の成績に関係なく、
一律で年俸を10%ダウンさせられてから、交渉が始まった。その際、チームとして結果が
出てくるようになれば、このマイナス分は取り返せるようにする、と言質を取っている選手も
いる。それが3連覇を成し遂げた今年だろ、と腕をぶしているわけです」(球団関係者)
とはいえ、球団にも「よし、分かった」と簡単に大盤振る舞いできない事情がある。いまさら
ながらだが、テレビ地上波中継試合数の減少で放映権料収入は目減りし、今年はまずまず
好調だった観客動員増による増収もパイが決まっているだけに、たかが知れている。
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日刊ゲンダイ2009年9月29日掲載
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