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日本代表の岡田武史監督(53)が、前代未聞の“強行プラン”を実行する可能性が浮上した。
同監督は17日、都内のJFAハウスで代表スタッフ会議を実施。大雨で中止となり、
来月7日に後半途中から再開される鹿島―川崎F戦(カシマスタジアム)に出場した選手も、
翌8日のアジア杯予選・香港戦(アウスタ)に起用する可能性を示唆した。
岡田監督はこの日のスタッフ会議で、主に来月8日に行われるアジア杯予選・香港戦の
招集メンバーについて協議。その中で、香港戦前日の10月7日に、後半29分から
16分間だけ“再試合”を戦う鹿島、川崎F両クラブの所属選手についても検討。
最終的に指揮官の口から飛び出たのは、2日連続の実戦起用も辞さない仰天プランだった。
「鹿島、川崎Fには代表人数も多い。選手は試合当日、日本平に合流してもらう。
ちょっと使いづらいけど(前日が)16分間くらい(の出場)なら使えるかもしれない」
わずか16分間とはいえ、2日連続の実戦となれば選手への負担は計り知れず、故障の
リスクも伴う。だが、指揮官は「重要度は公式戦の香港戦にある」と、格下の香港を相手に
全力で勝ちにいく方針。展開次第では中心選手である川崎FのMF中村憲らを投入する
可能性もある。FIFAの規定では試合間隔は48時間以上を空けなければならないが、
事前にFIFAの了承を得れば問題はない。
岡田監督は、10月8日の香港戦に加え、10日のスコットランド戦、14日のトーゴ戦と、
3試合をトータルで考え、招集メンバーについては「30人弱」と大量招集も明言。
この3試合では「新しい顔ぶれも呼ぶ可能性はある」としており、カターニアFW森本ら
新戦力のテストも行う予定。新戦力が使えるかどうかは、主力メンバーとフィットするかが
判断材料となるだけに、中心メンバーである中村憲や、新戦力として期待の大きい鹿島の
DF岩政らが強行起用される可能性はおのずと高くなってくる。
もちろん今回の仰天プランは想定外の事態による緊急措置。代表メンバーには万全の
コンディションでプレーさせたいのが指揮官の本音だ。鹿島―川崎F戦のまさかの
“再試合”が、岡田ジャパンを悩ませる結果となった。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)