09/09/16 19:41:22 /SawNa980
>>174
さらに言えば、2001年終了時にこんな記事が現地新聞に載った。
アメリカンリーグの某投手は語る。
「実際に対戦するまでは少なくとも“怖い”とは感じていなかった。
いや、実際に対戦しても、しばらくの間は彼の本当の怖さがわからないでいたと
言った方が良いかもしれない。 決して舐めていたわけじゃないんだ。
バットに当てるのが上手い巧打者だという情報は入っていたからね。
それでもホームランを打たれる心配があまり無いということで安心していたんだ」
それがある時点を境に評価が一変する。
「ツーアウトランナー無しの場面で平凡なショートゴロに打ち取ったときだ。
半ばマウンドから下りかけたところでそれが内野安打になったのを見て頭に来た。
“冗談じゃない”とは思いながらも何とか気を取り直して投げたらスティールだ。
あっという間にピンチさ。俺は何らミスを犯していないのにだぞ。
結局、かっかしたまま投げてマーク(マクレモア)にタイムリーを打たれちまった」
「ダグアウトに戻って頭を冷やしているときにとんでもないことに気付いて背筋が寒くなったんだ。
考えてもみてくれ。投手が打者を安全に退ける手段のうちの重要な2つの方法、
三振と内野ゴロがスズキには通じないんだ。しかも塁に出せば走られる。
平凡な内野ゴロがダブル(ツーベース)と同じ結果になるんだぞ。
それに気付いた瞬間、それまで熱かった汗が凍りついたよ」