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野球の関西独立リーグ・紀州レンジャーズの県内経済への波及効果について、
和歌山社会経済研究所は8日、3年間で6億3300万円(推計)と発表した。
球団、支援企業、観戦客などの消費支出について、球団に聞き取ったり、観戦客に
アンケートしたりして調べた。同研究所は「規模は小さく、リーグの困難な状況も聞き
及んでいるが、試合以外にも地域活性化のさまざまな取り組みが広がっており、
今後の相乗効果が期待される」としている。
人口減少社会の中、交流人口を増やして地域活性化につなげる取り組みが望まれるとし、
誕生した球団について経済波及効果を推計した。今年1年間は1億4700万円(雇用誘発者8人)で
3年間の活動で雇用誘発者37人と推計した。
算出の基になったのは、ホームゲーム(県内36試合)の有料観戦客総数、人件費など球団運営費、
スポンサーや個人サポーターの消費、観戦客などの消費、バスツアー、県産品販売など新たな取り
組みによる消費など。
ほかに宣伝効果やキャラクター効果、ボランティアの労働力などもある。今年5~6月、
194人に実施したアンケートでは、リーグへの要望として、レベルの高い試合、子どもが
楽しめる雰囲気作りを求める声が多かった。
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