09/09/12 02:00:43 0
日の実行委員会で、日本野球機構(NPB)の来年度事業収入が日本シリーズ、
オールスター戦の放映権料の減収で今年度比約16億円減の40億円を見込みで
3億円の赤字になるため、12球団への分担金増額に向け協議することが話し合われた。
サッカーJリーグが5月に発表した2009年の事業活動収入の予算の127億4100万円に
比べると約3分の1。プロ野球が始まって74年目という長い歴史がある中、
少なすぎる数字と言わざるを得ない。
野球とサッカーでは収入形態が違う。Jリーグの発表によると、2009年度の収入予定のうち、
放送権料が52億5900万円(公式戦含む)、オフィシャルスポンサー、サプライヤーからの
協賛金が47億2300万円、また商品化権料収入6億4400万円の順。
Jリーグ主管試合収入は1億3200万円と約1%となっている。
NPBでは、企業名が球団名となっているだけに1業種1社的なオフィシャルスポンサー制度が取りにくい。
もちろん、具体的な収支も発表されていないが、収入の2本柱が日本シリーズとオールスター戦なのは
間違いない。今年のオフィシャルベースボール・ガイドに掲載されている昨年のオールスター戦が
入場料、放送収入、特別協賛金合わせて9億9900万円(いずれも10万円台以下は切り捨て)、
日本シリーズが合計33億3600万円。このうち、日本シリーズからのNPB資金は3億700万円と
記されている。Jリーグと違って、放送収入もこの2つのイベントからしかないのだから、
放映権料のダウンによって台所が逼迫するのも致し方ない。
(続く)
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