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阪神タイガースの元内野手で、野球解説者の掛布雅之さん（５４）と妻が社長を務める株式会社
「掛布」と「掛布企画」の借入金の返済を肩代わりしたとして、経営コンサルタント会社（大阪市）が
２社に計約１億５４００万円の支払いを求めた訴訟の判決が１１日、大阪地裁であり、山田明裁判長
は２社に全額の支払いを命じた。
判決によると、２社は２００５年、銀行から計２億円の融資を受け、経営コンサルタント会社が定期預金
計１億６０００万円を担保として提供。０７年２月頃から２社の返済が止まったため、銀行側は未返済の
計約１億５４００万円を担保の定期預金から回収した。
２社側は「２億円は、当時２社を実質経営していた経営コンサルタント会社が借りたもので、請求権は
ない」と主張。だが、山田裁判長は「経営コンサルタント会社は外部から経営に関与していただけ。
請求権を放棄したとは認められない」と退けた。
読売：
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