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先日、シリーズ4作目『ランボー/最後の戦場』に続く『ランボー』のシリーズ5作目が製作されると
正式発表され、一部業界紙でストーリーが報じられたが実際の物語は違ったようだ。
『ランボー』のシリーズ5作目で再び主演を務め、メガホンも取ることが決まっているシルヴェスター・
スタローンが映画サイトAin’t It Cool Newsに対してボイスメールで語ったところによると、
先日報じられた「少女を助けるためにランボーが人身売買と麻薬王と戦う」というストーリーは間違いで、
シリーズ5作目はこれまでの『ランボー』シリーズとは異なったジャンルに挑戦することになるとのこと。
『ランボー』シリーズといえばスタローン演じるベトナム戦争の帰還兵ランボーを主人公にしたアクション
映画だが、シリーズ5作目は漫画的なアプローチのSFアクション映画にしようと考えているそうだ。
ストーリーは、アメリカの軍事施設で「良心の呵責なしに本能的に殺人を行う兵士」を生み出す実験が
行われていたが、実験が思わぬ方向へ進んでしまったために特殊部隊とともにランボーが実験で生まれた
殺人マシーンを狩る展開で、舞台はパシフィック・ノースウエスト(太平洋岸北西部)の森となる。
また、シリーズ5作目は『ランボーV:ザ・サベージ・ハント(野蛮な狩り)』(原題)というタイトルに
なることも明らかにされ、9月10日から開催されるトロント国際映画祭で公開されると思われるシリーズ
5作目の初期画像も明らかにされた。画像では剣鉈のような大きな武器を左手に持ち、左腕から血を流して
いる荒々しいランボーが中央に立ち、その背後に熊か狼のような鋭い牙を持った獣の恐ろしい目がみつめて
いるという構図で、ホラー映画のような印象だ。
シリーズ5作目は、ジェイムズ・バイロン・ハギンズのサバイバル・アクション小説「極北のハンター」を
おおまかに脚色して製作されるといわれており、スタローンの友人であるアーノルド・シュワルツェネッガー
が主演した映画『プレデター』のような映画になることが予想される。シリーズ5作目の撮影は来年春頃から
開始される見込みで、SFジャンルに踏み込んだ新しい『ランボー』の公開が楽しみだ。
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