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27日、都内のYSAで山本“KID”徳郁が記者会見を行ない、ポスターにも登場し
出場予定とされていた10.6『DREAM.11』に出場しないこと、さらに秋に海外武者修行に
出ることが発表された。
会見に先立ち、『DREAM』笹原圭一イベントプロデューサーが「10月6日の大会の
ポスターにKID選手の写真も入っていますしテレビ中継もありますが、本人から
『いまの自分ではDREAMを背負えない』という言葉がありました。本人の希望もあり、
海外修行に送り出すことを決めました」と発表した。
KIDは「（復帰後）二つ試合が終わって、自分は違うなって（感じて）。いろいろ考えて
決めました」と海外武者修行の動機を語った。行き先は総合格闘技がさかんな
アメリカ西海岸やタイなどを予定しているものの詳細は未定、渡航期間も未定だが、
「照準は大晦日です。12月には前の自分を見せたい。期待してください」と大晦日の
ビッグマッチで復帰を目指すつもりでいる。
慣れない環境、言葉が通じない中で格闘技の練習に専念することで当然スキルも
上がるが、今回の武者修行でKIDが得たいのは「精神的なもの」だという。
「刺激を受ければ受けるほど俺はよくなっていく」と自分にカツを入れる部分もある。
魔裟斗戦の前には1ヵ月タイに滞在して練習したこともあり、「あのときもいいものが
得られた」と語る。ハングリーな状況は望むところで「ヒッチハイクはないけど、
ポッと現地に行って地図を見ながら周るのもいい」とKID。笹原EPは「僕らも最低限の
サポートはします」と言うが、KIDは「なるべく人には頼らない」と宣言した。
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