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■経営危機に前期優勝の喜び一転 球場使用料など未払いも
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深刻な経営難に陥っていることが25日、判明したプロ野球独立リーグ「四国・九州アイランドリーグ(IL)」の
長崎セインツ。「県民球団」を掲げて2006年12月に発足。今季は前期で初優勝を飾り、独立リーグ日本一
へ向けて突き進んでいたチームが一転、存続の危機に立たされた。
今季はホームグラウンドとして利用してきた佐世保市の佐世保野球場の使用料や、四国遠征時の交通費だ
けで約400万円が未払い状態。同野球場を管理する同市体育振興会は「これから球団と今後の対応を協議
する」、球団が利用するバス会社も「(支払いについては)弾力的に対応するが、うちも体力はない。ボランティア
での運行は考えていない」とそれぞれコメントした。
球団が5、8月に計3回利用した高知県香美市の県立香北青少年の家の宿泊料も未納入。担当者は「経営
難とは知らなかった。最悪、年度末までに払ってもらえれば」と困惑していた。
後期も首位に立つなど、グラウンドで結果を出している選手たちにも動揺は広がっている。松原祐樹主将は
「厳しいけれども、僕たちはグラウンドで頑張るだけ。結果を出して観客増につなげたい」。長冨浩志監督も
「若者がプロ入りの夢を追う環境を応援してほしい。今年のドラフト会議でプロ選手を輩出できる可能性もある。
一度球場に試合を見に来てほしい」と前向きに話した。
昨季終了後、約2000万円を球団に融資したILの鍵山誠CEOは「今は返済を猶予している状態。追加融資は
厳しいが、今後もできる限りのバックアップはしたい」と述べた。