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玉田J通算50得点!岡崎、前田をライバル視…名古屋
◆J1第23節 G大阪2―3名古屋(23日・石川県競技場) 名古屋が前半0―2から
G大阪を相手に大逆転劇を演じ、9位に浮上した。日本代表FW玉田圭司(29)の1得点
1アシストの活躍で同点に追いつくと、後半ロスタイムにMFマギヌン(27)が約40メートル
の左足FKを直接決めた。玉田は日本代表の岡田武史監督(52)の“御前試合”で、PKを
左足で決めて史上57人目のJ1通算50得点をマークした。名古屋はリーグ戦約4か月ぶりの2連勝。
首位鹿島が3―1でF東京を下し、2位川崎も2―0で山形を退けた。
玉田が敵地で奇跡的な大逆転劇を呼んだ。5戦4得点のオーストラリア代表FWケネディ(27)が、
右大腿部痛で欠場。前半、昨季のアジア王者G大阪に2点を許し、敗色ムードが漂った。
控室でストイコビッチ監督(44)の雷が落ちた。「0―5で負けるぞ。絶対に得点するという
強い気持ちを持て」。この言葉で、エースのプライドに火がついた。玉田は何度倒されても、鬼気
迫る表情で前線で体を張った。後半27分、ゴール前でFW巻にアシスト。同36分にPKを左足で
ゴール右上に突き刺した。2戦連発で昨季を超える5点目。5年ぶりの2ケタ得点も視野に入った。
視察に訪れた岡田監督は、玉田の得点を見届けると、無言で足早に会場を後にした。9月の
オランダ遠征の代表発表は28日。「(通算50点目が)PKでも、勝利できてよかった。
(得点ランク1位の)岡崎(清水)や前田(磐田)に総合的には負けたくない」と玉田は語気を強めた。
名古屋の0―2からの逆転勝ちは03年8月のF東京戦以来、4度目だ。逆転勝利を生んだ献身的な
動きと強い精神力で、岡田ジャパンのエースに返り咲く。
(2009年8月24日06時01分 スポーツ報知)
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