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試合出場中の選手に「ニセ物の血液」が入ったカプセルを噛(か)ませ、
口から流血する負傷を見せかけるよう指示したとして、
英ラグビー・クラブの監督が指導停止3年の処分を受けた。
口から「ニセ血」を流して交代した選手にも、出場停止処分が下された。
処分を受けたのは、ロンドンに本拠を置くラグビー・クラブ、
ハリクインズのディーン・リチャーズ監督(46)。
元イングランド代表フォワードとしても活躍していた。
リチャーズ監督は、2008─09年シーズンの欧州クラブ王者決定戦、
ハイネケンカップ(ERC)準々決勝の対レンスター(アイルランド)戦で、
ウィングのトム・ウィリアムズにニセ物の血が入ったカプセルを噛ませ、
負傷したように見せかけて、選手交代に持ち込んだ。
英メディアによると、試合時間残り5分でハリクインズは5─6と1点をリードされており、
代わりに入ったのが、ドロップゴールが得意なスタンドオフのニック・エバンスだった。
この「負傷偽装」がバレたのは、ウィリアムズが選手交代時にエバンスに向けて
「ウィンク」したところを、相手クラブの選手が気付き、憤慨し、異議を申し立てたためだった。
ERC実行事務局は7月、ウィリアムズに出場停止処分1年を下し、
リチャード監督には疑いはないと判断したが、ERCの規律担当者がこれに反論。
さらに詳しく調べた結果、新たな証拠が揃ったことで、リチャーズ監督の指示が明るみにでていた。
同監督もこれを認めたとして、指導停止3年の処分が下された。
一方、ウィリアムズの出場停止期間は4カ月に減じられた。
また、クラブの物理療法士にも2年の活動停止処分が下された。
リチャーズ監督は処分を受け、引責辞任した。
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