09/08/16 00:36:42 BFeneD2q0
人類が減りすぎた焼き豚を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人工都市は焼き豚の第二の故郷となり、焼き豚たちはそこで子を産み、育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3は焼き豚公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。
この一ヶ月あまりの戦いで焼き豚公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。
戦争は膠着状態に入り、八ヶ月あまりが過ぎた。