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働かない夫に愛想を尽かし「数年前から夫婦仲がうまくいかず悩んでいた。特にこの1年ほどは
離婚も考えたりしていたようだが、周囲を頼りにするほど弱い性格ではなかったから、
指摘してもはぐらかすところがあった。すべて自分で抱えてしまっていた」(知人)。
それでも夫婦で、サイケデリックな音楽を流す都心のクラブやレイブパーティーにたびたび
姿を見せ、幼い長男を連れて訪れることもあった。別居は7年ほど前からだという。
同居せず、離婚も考えているのに高相容疑者と離れられない不可解な関係は「理屈では
考えられない、薬物におぼれていく依存性そのものかもしれない。覚せい剤が夫婦の関係を
つないでいたとしたら、こんな悲しいことはない」と知人ら周囲も重く受け止めている。