09/08/06 17:22:12 0
我々の高校時代のアイドル酒井法子。修学旅行、なぜか京都のお土産に
酒井法子ポスターを買う男子生徒が多数出現したほどの人気だった。
アイドルのノリピーから女優へシフトも巧みで、ドラマ的に代表作は小雪、彩、もも。
どれも印象的で忘れられない作品だ。
・フジ系「ひとつ屋根の下」(93年)「ひとつ屋根の下2」(97年)
・日テレ系「星の金貨」(95年)「続・星の金貨」(96年)
・TBS系「聖者の行進」(98年)
「星の金貨」は脚本こそ書いてはいないが、3作品とも脚本家・野島伸司ドラマ。
野島の描く“切ない”世界には欠かせない女優だった。
特に我々お気に入りのドラマは「星の金貨」だ。最終回、北海道の満天の星空の下、
あの酒井法子の涙が好きだ。
夜の連ドラに、昼ドラの“ノリ”をブチ込んだドラマ。極端な“設定&展開”のオンパレード、
耳と口が不自由、天涯孤独、記憶喪失、自殺未遂などなど。一歩間違えば、
どんでもなく滑稽なドラマになるのだが、実に上手く融合し視聴者の気持ちをドラマの世界へ、
どっぷりと浸らせてくれるのだ。
ポイントは心の“アヤ”。それが泣けたのだ。本当の自分を秘密にして、愛する人の側で
懸命に生きる女性を描いた傑作をあげれば、
・アメリカ映画「心の旅路」(1942年)
・アニメ「ペリーヌ物語」(1978年)
と「星の金貨」でドラオタ的に“世界3大切ない物語”なのだ。
そして、何よりも一番泣けたのが「総集編」。本編では一切しゃべれなかった
酒井法子がナレーションを担当。優しい語り口に涙が止まらなかったドラマだった。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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