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野球の関西独立リーグの大阪、紀州の2球団が今月分からの選手給与大幅カットを全選手へ
通達していたことが5日わかった。5月に各球団への分配金3000万円未払いの責任を取り、
リーグ運営会社が撤退して以来、資金難に苦しみ続けている同リーグが、再び存続の危機に陥っている。
選手給与の支払いは契約上10月まで。紀州では月20万円からの大幅カットを選手に通達した。
大阪も球団フロントの給与を全額カット、所属全選手を給与が月20万円の半額以下となる
「育成選手契約」に切り替えた。6日からはフロント首脳が選手と個別面談し、今後の要望を
ヒアリングする予定という。
両球団とも、今後の試合運営のコスト、スタッフの人件費などの固定費を、現在から12月まで
約3000万円と見込んでいるが、今回の人件費カットで浮かせる金額は総額約800万円にしか
ならず、このままでは資金が追いつかない可能性が高い。今季の各球団の年間予算は
1億2000万円前後。初年度で球団立ち上げの初期投資などがかさんでおり、ここへ来て
分配金3000万円未払いが、まともに台所事情を直撃しているかたちとなった。
リーグは今後、運営体制の見直し、新規スポンサーの獲得をめざし、現状の改善を図っていく。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)