09/08/06 04:39:13 P
1日から取材で北海道網走市に滞在している。
北見を含む道東地域が、ラグビーの夏合宿の拠点となっているからだ。
日本の強豪チームに混じって合宿を張る韓国の名門・延世大の中に、懐かしい顔があった。
同大元監督で、1990年代には韓国代表を率いたユン・ジェソンさんだ。
常に闘争心をみなぎらせて日本に立ち向かった名将は、穏やかな笑顔で片手を差し出した。
「2019年を楽しみにしています。アジアでW杯が開かれるのは、うれしいことです」
7月28日に決まった日本でのW杯開催を喜ぶその笑顔に、寂しさが混ざっていた。
『韓国で1試合でもできないだろうか』
こんな思いが、心の片隅にあったのは間違いない。
日本は開催案の中に香港などアジア諸国での一部開催を盛り込んでいるが、
候補地に韓国の都市はない。
19年W杯開催国には、国際ラグビーボード(IRB)へ150億円の支払いが条件づけられている。
その巨額の拠出金を政府が補償する南アフリカ、イタリアを押さえて、
政府補償がない日本が開催国に選ばれたのは、アジアでの普及という理想が支持されたからだ。
IRBにとっても、ラグビー人気が低いアジアでの普及が、世界的な広がりには欠かせない。
だからこそ、日本開催が理事会の半数を超える支持を得たのだ。
アジアのラグビーは、日本と韓国のライバル関係が牽引(けんいん)してきた。
その宿敵に対して、日本協会首脳は
「韓国でのラグビーの関心度は低い。7人制国際大会の人気がある香港は集客力がある」という。
だが、アジアでの普及を真剣に訴えるのなら、英連邦系の居住者がスタンドを埋める香港よりも、
関心度が低くてもテストマッチでは必死に日本に食らいつく韓国でのラグビーの普及に力を貸すべきだろう。
(続きは>>2以下)
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★1が立った時間 2009/08/05(水) 08:30:21
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