10/07/06 12:39:47 eDDS0+KS0
ゆうパックが遅配している問題で、メロンの生産が盛んな鹿行地区の野菜直売所に「注文品がまだ届かない」などと、
問い合わせが相次いでいる。今のところ腐って食べられなくなったケースは報告されていないが、
生ものを扱うだけに生産者や直売所は「遅配状況についてもっと説明してほしい」と神経をとがらせている。
鉾田市飯名でメロンなどを扱う「JAかしまなだ」の「ファーマーズマーケットなだろう」では、
購入翌日に配達されるはずが届かず、顧客から問い合わせが10件程度あった。
メロンは収穫後4、5日が食べごろで、店員は「日持ちがいいから心配していないが、
箱詰めで発酵が(早く)進むのが心配だ」と話す。同市の茨城旭村農協の「特産物直売所サングリーン旭」でも、
10件前後の問い合わせがあったという。
野菜を扱う鹿嶋市神向寺の「JAしおさい鹿嶋農産物直売所」にも、購入当日や翌日午前中に配達日を指定した顧客から
「届かない」と苦情が数件寄せられた。「ゆうパック」と「ペリカン便」との統合に伴う料金体系の確認作業も煩雑になっており、
店員は「料金の細かい説明がほしいと集配の人には伝えたが、まだ来てくれない」と不満を漏らす。
一方、鹿島灘はまぐりやしらす干しなどが有名な大洗町の町漁業協同組合には、苦情や相談の電話は来ていないという。
地元の干物店は「使い勝手のいい他の会社を利用している店がほとんど」と話しており、大きな影響は出ていない模様だ。【岩本直紀、杣谷健太】
URLリンク(mainichi.jp)