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阿久根市議、日当受け取り拒否 「市長専決は違法」
2010年7月2日4時10分
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が専決処分で制定した、市議(16人)の
報酬を日当制(1日1万円)にする条例が1日施行されたのを受け、反市長派
の市議12人は同日、「違法な手続きによって支払われる日当は受け取れない」
という内容の書面を市長あてに出した。
受け取りを拒否された場合、市議会事務局は「公金である以上、法務局に
預けるしか処理方法がない」と、鹿児島地方法務局に供託することを検討
している。
この日は、近隣5市町の首長や議長との会合があり、反市長派の浜之上
大成議長が出席したが、日当の受け取りを拒否する意向だという。
反市長派市議らは議会招集の要請に応じない竹原市長に対し、専決処分
の無効確認を求めて鹿児島地裁への提訴を検討している。地方自治法は
専決処分を、
(1)議会を招集する時間的余裕がない場合
(2)議会が議決をしない場合
など限定的に認めている。反市長派市議の一人は「日当条例は『時間的
余裕がない』どころか、議員側が市長に議会の招集を求めた後の6月18日
に専決された。地方自治法上認められているいずれの場合にも当たらない」
としている。
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