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写真で見る抗日運動史
成根容さん(83、東京都足立区)が写真で振り返る韓国近代史『19世紀の韓・日学考』(621㌻、非売品)を自費出版した。
20年前からコツコツ資料を集め、自ら執筆にあたってきた労作。同胞篤志家らの資金協力を得てようやく出版にこぎつけた。
本書が扱うのは1868年(日本の明治元年)から解放の1945年までで、6部構成。特色としては、
抗日義兵闘争に参加した多くの義士の横顔を写真で紹介していること。その業績と当時の時代背景も、簡潔な文章で紹介している。
成さんは、「われわれの韓国社会が安定し、繁栄しているのはこうした尊い犠牲があったからこそ。
併合100年を迎えたいまこそ、歴史に思いを馳せてもらいたい」と出版の動機を語った。
一般の庶民から両班までの生活・教育・文化・社会・宗教を扱った第4部「韓末の社会」も興味深い。
成さんは元民団中央本部文教次長。現在、続編として紀元前から1910年までの韓国と中国、
日本の関係史を概観できる『韓・日歴史年表』を執筆している。
(2010.6.23 民団新聞)
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