10/06/19 07:44:24 0
琴光喜から口止め料、元力士ら恐喝容疑で立件へ 警視庁
2010年6月19日3時1分
大相撲の野球賭博問題で、大関琴光喜関(34)が賭博の口止め料を支払って
いたことをめぐり、警視庁が、金を要求した元力士の男らを恐喝などの疑いで
立件する方針を固めた。また、日本相撲協会に野球賭博をしたと自己申告した
力士らについて順次、事情聴取を始める。
警視庁は、野球賭博が暴力団の資金源になっていた疑いが強いとみて、背後
関係の解明を進め、角界からの暴力団排除を目指す。関係者によると、琴光喜
関は昨年12月、野球賭博の「勝ち金」数百万円を、別の部屋に所属する現役
力士に要求した。
しかし、逆に、この力士の兄で元力士の男から脅されて口止め料を要求され、
数百万円を支払ったとされる。元力士側はさらに1億円を要求したという。関係者
によると、琴光喜関は力士の髪を結う「床山」らの仲介で、賭け金の支払いや
勝ち金の受け取りをしていた。床山は胴元とつながっているとみられ、他の力士
らもこの床山の仲介で賭博をしていた疑いがあるという。
警視庁組織犯罪対策3課はこれまで、琴光喜関から複数回にわたり事情聴取し、
賭博へのかかわりや、元力士側とのやりとりなどについて確認。仲介役とされる
床山らからも事情を聴き、事実関係を確認した。
さらに、大嶽親方と時津風親方が、琴光喜関が金を要求された場に同席していた
との情報もある。同課は、2人からも事情聴取し、恐喝容疑の裏付けを進めてきた。
相撲協会に野球賭博への関与を認めた琴光喜関らを含む29人について、警視
庁はそれぞれの申告内容を検討し、事情を聴くなどして、立件の可否を検討する。
URLリンク(www.asahi.com)
URLリンク(www.asahi.com)