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英BP、安価な油井に依存
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ウォール・ストリート・ジャーナルが鉱物資源管理局(MMS)提供の記録を分析したところによると、英BPはここ数年、
議会関係者が「危険」としている設計による油井を、メキシコ湾での海底油田の3件に1件以上と、同業他社を上回る比率で使用してきた。
(ry)
記録分析の結果、BPは2003年7月以来、海底油井の35%について「ロング・ストリング」と呼ばれる、より費用の安い方式を使用してきた。
問題の油田の権益の一部を持つ米アナダルコ・ペトロリアムも42%の油井で使っているが、同社はBPが掘削したようなタイプの油井では使っていないと指摘した。
両社のこの油井設計利用は平均して、メキシコ湾で操業している大手企業よりも多い。03年7月以降掘削された海底油井218本のうち
この設計方式によるのは26%だった。この方式の名は、海底から油井の底部につながる1本の長いパイプ(a single, long "string" of pipe)を使うことから来ている。
(ry)
BPの広報担当者は、ロング・ストリングは広範囲に使われており、特にほかに掘削が行われ、現場の地質が良く理解されているときには
完全に受け入れられるものだと強調した。
原油流出事故の調査に当たっている米下院議員らは、BPが事故の起きた油井でロング・ストリングを使ったことを批判した。ヘンリー・ワックスマン
(民主、カリフォルニア州)、バート・ストゥーパク(民主、ミシガン州)の両議員は書簡の中で、「使用の決定は時間とコストの節約のためのようだ」と指摘した。
両議員が明らかにしたBPの内部調査では、より安全性の高い「ライナー」方式にしていたなら700万~1000万ドル(約6億3000万~9億 1000万円)の
追加費用がかかったという。