10/05/19 16:24:16 ArA9yBIG0
アスベスト裁判 国の責任認定
5月19日 15時13分
アスベストを扱う工場が集中していた大阪・泉南地域の元作業員らが「国が必要な対策を
取らなかったため健康被害を受けた」と訴えた裁判で、大阪地方裁判所は、初めて国の
責任を認めて4億3000万円余りの賠償を命じました。
アスベストを扱う紡績工場が集中していた大阪・泉南地域の元作業員や住民など29人は、
石綿肺や肺がんなどの健康被害を受けたのは国がアスベストの危険性を知りながら必要な
対策を取らなかったためだとして、賠償を求めていました。国は、昭和47年にアスベストを
扱う工場などに排気装置の設置を義務づける規則を設けましたが、アスベストを使った製品
の製造などをすべて禁止したのは平成16年になってからです。裁判では、原告が「昭和30
年代にはアスベストの危険性が明らかになっていて、必要な対策が取れたはずだ」と主張
したのに対し、国は「アスベストの危険性は、当時はまだ十分にはわかっておらず、対策が
取れる状況ではなかった」と反論していました。判決で、大阪地方裁判所の小西義博裁判長
は「国は、旧じん肺法が施行された昭和35年までにはアスベストの危険性を把握していた
のに、必要な対策を取らず、被害の拡大を招いたというべきで、対策を取らなかったことは
許容される限度を超えて違法だった」として、元作業員の健康被害について国の責任を認め
4億3000万円余りの賠償を国に命じました。アスベストの健康被害をめぐる裁判では、
企業の責任が認められた例はありますが、国の責任が認められたのは初めてで、同じよう
に国が訴えられている裁判にも影響するとみられます。判決について、厚生労働省は「国の
主張が認められなかった点があり、厳しい判決だ。今後の対応は関係機関と協議して検討
していきたい」というコメントを出しました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
2:Ψ
10/05/19 16:46:24 johYiDWc0
ロックウールも危険だと思います。
3:Ψ
10/05/19 16:47:32 volyrrfhO
地裁ではよくあること