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トヨタが制裁金過去最高の15億円支払い
トヨタ自動車は18日、大規模リコール(無料の回収・修理)問題で、米運輸省から
「欠陥隠し」があったとして科された制裁金1637万5000ドル(約15億円)を
同日までに支払ったと発表した。
自動車メーカーが支払う制裁金としては過去最高額となる。同省はトヨタが米国で
2005年に実施したスポーツタイプ多目的車(SUV)のリコールについても、
報告が遅れた可能性があるとして調査しており、制裁金の支払いが今回で終わるか
どうかは不透明だ。
トヨタが1月にリコールを発表したアクセルペダルの欠陥をめぐり、米当局は、
同社が欧州などで自主改修の手続きを始めた昨年9月下旬には把握していたと指摘。
5営業日以内に報告する義務を怠り、少なくとも4カ月間は報告をしなかったとして
制裁金を科した。
トヨタは「欠陥を隠す意図はなかった」として、安全性の規制に違反したとする米当局の
指摘は否定したが、リコール問題の長期化や訴訟を避けるために制裁金の支払いには
同意していた。(共同)
[2010年5月19日8時36分]
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