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金融危機の再発を防ぐ目的で、銀行に対する資本規制が国際的に強化される
のに対応するため、大手金融グループの「みずほフィナンシャルグループ」は、
最大で1兆円規模の増資を行う方向で検討を進めていることが明らかになりました。
関係者によりますと、みずほフィナンシャルグループは、来月までに投資家から
広く公募することで、最大で1兆円規模の増資を行う方向で検討を進めています。
金融危機の再発を防ぐため、国際的に事業を展開する金融機関に対する
自己資本の規制が今後強化される見通しで、これに対応するねらいがあります。
国内の大手金融グループでは、「三菱UFJ」と「三井住友」が去年からことしにかけて
相次いで1兆円規模の増資を行っています。これに対し、みずほは、去年7月に
5200億円の公募増資を行って以降は、株価の低迷による株主の反発なども
あって新たな資本増強に踏み切れていませんでしたが、これ以上対応が遅れれば、
国際的な自己資本強化の流れに乗り遅れると判断したものとみられます。
ただ、現在検討している増資を行っても、国内外の大手金融グループと比べて
財務基盤や収益力は依然、見劣りする状況で、資本増強を通じて収益力を
高めていけるかが課題となりそうです。NHKニュース
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