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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、7日に鳩山総理大臣と会談した
鹿児島県徳之島の3人の町長が地元に戻り、今後も基地機能の移転に
反対していくことを強調しました。この中で、徳之島町の高岡町長は「政府の
考えを聞く姿勢も大事だと思う」と述べ、今後、政府関係者と会う可能性を
示唆しました。
鹿児島県徳之島の3人の町長は、7日に普天間基地の移設問題で鳩山総理
大臣と会談し、基地機能の移転に反対するおよそ2万6000人分の署名を
渡して、いかなる移転も受け入れられないという考えを伝えました。3人の町長は
9日朝までに徳之島に戻り、それぞれ住民に報告しました。伊仙町の大久保明
町長は、地元の女性団体の総会で「総理には何度も徳之島の民意は反対ですと
伝えてきました。農業と観光で自立できる島を目指して、ともに頑張りましょう」
と呼びかけました。
また、天城町の大久幸助町長も、地元の女性団体との会合で「今後も断固
反対を主張していくので協力してほしい」と述べました。さらに、徳之島町の
高岡秀規町長は、地元の町議会議員への報告で「総理大臣から、直接、
話があった以上、徳之島案が無くなるとは思えない。この問題に地域をあげて
取り組んでいかなければならない」と述べました。高岡町長は「政府の考えを
聞く姿勢も大事だと思う」と述べ、今後、政府関係者と会う可能性を示唆しました。
この発言について、基地の移設に反対する住民グループの椛山幸栄代表は
「民意に亀裂を生じさせないか心配だ。今後も3つの町が一体となって反対
運動に取り組んでほしい」と述べました。NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)