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アリゾナ州知事が新移民法案に署名 法案成立
URLリンク(www.cnn.co.jp)
ジャン・ブリュワー・アリゾナ州知事が新移民法案に署名した
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フェニックス(CNN) アリゾナ州知事のジャン・ブリュワー知事は23日、米国で最も厳格とされる新移民法案に署名した。
この法案は警察に不法滞在か否かの判断を義務付けており、犯罪捜査に際し人種差別を助長するとの批判がある一方、
不法移民の厳格な取り締まりが可能になると評価する声もある。
また同知事は、地元警察に対し、人種による差別を行わずに同法を執行する方法に関する追加訓練を義務付ける命令を出した。
新法に対しては、同州の大半の警察官が人種を考慮せずに法的身分を調査するための十分な訓練を受けておらず、
人種差別につながるとの批判があった。知事命令はこうした批判に対応したものだ。
新移民法の下では、同州に住む移民は外国人登録証を常時携帯することが義務付けられる。また警察官も、不法滞在が
疑われる場合には職務質問することが義務付けられる。従来は、別の犯罪が疑われる場合にしか不法滞在か否かの
確認ができなかった。また同法は、不法滞在者を日雇い労働者として雇った者や不法入国と知りながら米国に輸送した者にも適用される。
オバマ大統領はアリゾナ州の新移民法について「的外れ」と批判した。大統領は24人の軍人の帰化式典で次のように語った。
「連邦政府レベルで責任ある行動を取らないと、他の者が無責任な行動を取ってしまう。その一例が最近のアリゾナ州の動きだ。
同州の新移民法は、われわれが米国民として大切にしている基本的な公平の概念、さらに治安の維持に不可欠な警察と
コミュニティとの間の信頼関係を損ないかねない」