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国交相 ボケ老人のことなんかいちいち聞いてられるか 本四高速料金見直さず
ことし６月から実施される地方の高速道路の新たな料金制度をめぐり、
仙谷国家戦略担当大臣が、本州四国連絡高速道路の料金がほかの道路より
高いとして批判していることについて、前原国土交通大臣は閣議のあとの
会見で、フェリーなどほかの交通機関への影響を勘案したものだとして、導入を
前に見直す考えがないことを強調しました。
国土交通省がことし６月から地方の高速道路を対象に実施する新たな料金
制度について、仙谷大臣は先週末、徳島市で記者団に対し、本州四国連絡
高速道路の軽自動車と普通乗用車の上限額がほかの道路より１０００円高く
設定されたことについて、「本州四国連絡高速道路だけが高いという極端な話が
ありえてはならず、前原大臣には『許されない』と言うつもりだ」と述べ、批判しました。
これについて、前原大臣は１３日の会見で、「愛媛県と高知県の知事は、ＪＲ
四国やフェリーに配慮してもらったという肯定的なコメントをしている。今回の
社会実験は、ほかの交通機関への影響を勘案して実施するので、ご理解を
いただきたい」と述べました。そのうえで前原大臣は「６月から新たな料金制度
を実施をしていく考え方に変わりはなく、見直すつもりはない」と述べて、導入を
前に見直す考えがないことを強調しました。NHKニュース
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