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鳩山首相は26日の記者会見で、官房機密費(内閣官房報償費)を公開する
方針などを打ち出し、「開かれた内閣」(首相)のイメージで国民の支持を
回復したいとの思いをにじませた。
だが、首相の方針に閣僚が真っ向から異を唱えるケースが相次ぐなど、
内閣の「機能不全」は深刻さを増しており、首相の求心力低下に拍車をかけ
ている。
「三つの柱を申し上げたい。『官を開く』『国を開く』、そして『未来をひらく』だ」
首相は今後の政権運営の方針をこう説明した。具体策として、官僚の
「天下り」の根絶や民間活力の導入、官房機密費の使途公開などを挙げた。
政府筋は「国民が期待する『民主党らしさ』の原点に立ち返ろうという思いだ
ろう」と解説する。
そんな首相が、歴代政権が非公開としてきた官房機密費について「税金
だから『このように使われていたんですよ』と分かるような形にしなければい
けない。旧政権との大きな違いを作り上げたい」と意気込む一方、「官房長官
ともよく相談しなければ」と付言した。首相が23日の参院予算委員会で全面
公開の方針を表明した直後、平野官房長官が24日の記者会見で「全部
オープンにしたときの懸念もある」と述べるなど、首相の意欲に水を差す
発言をした経緯があるからだ。
平野長官に対しては、「調整役として機能しておらず、首相との意思疎通も
図れていない」(政府筋)との批判も強い。首相は26日の記者会見で「官房
長官は大変、がんばっている」と擁護しながら、「官邸の機能が必ずしも十分
果たせていないことに関しては、いくつかの改善が急務だ」と「機能不全」は
認めざるを得なかった。goo YOL
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