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クロマグロ漁 妨害に向け出航 3月15日 16時47分
南極海で日本の調査捕鯨に激しい妨害行為を続けてきた反捕鯨団体「シー・シェパード」が、
今度は、地中海でクロマグロ漁を妨害するためにオーストラリアの港を出航しました。
出航したのは、南極海で日本の調査捕鯨の妨害を行った「スティーブ・アーウィン」号で、
15日は朝から船に食料や重油などを積み込み、妨害に使う小型ボートなどを点検したあと
南部タスマニアの港から地中海に向けて出航しました。
出発を前に、シー・シェパードのワトソン船長は「もし今、クロマグロを取るのをやめなければ、
子どもたちに資源を残すことができない」と、みずからの見解を主張し、過激な妨害行為を行う
立場を正当化しました。シー・シェパードの船は、今後、ヘリコプターを投入するなど装備をさら
に強化し、ニュージーランドやアメリカなどを経由し、5月中旬に地中海に到着する予定だという
ことです。
クロマグロの国際取引の全面禁止について、オーストラリア政府は、禁止されてもヨーロッパ
連合域内での取り引きは容認されるため、資源の回復にはつながらないとして、日本と同様、
支持しない立場を示しています。また、オーストラリア国内では、捕鯨問題に比べてクロマグロ
の保護は関心を集めておらず、今回のシー・シェパードの活動もほとんど報じられていません。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)